ブログ@nnaka2992

データベースってなんだよ

2024年の振り返りをする

みんな振り返りしてる。振り返りしてないのはお前だけ。

なので振り返りします。

登壇関係

2024-03-29 3-shake SRE Tech Talk #9 - connpass

2024年の登壇はじめは所属会社である株式会社スリーシェイクの主催するイベントでした。 データベーススペシャルということでDB関連がメインの回で、メインセッションとして30分枠で登壇しました。 内容はo11yとデータベースを主軸とした話です。個人的には今後データベースのスロークエリ検知は従来のスロークエリログを利用する方法からo11yのトレースを通して発見していく方法が主流になるのではと思っています。

データベースにオブザーバビリティを注入する - Speaker Deck

SRETTというイベントがインフラ・SRE・アプリケーション側の試聴者が多いだろうと考えて、少しアプリ・SREよりの内容にしようとo11yをメインに据えた記憶があります。

2024-04-26 YugabyteDB Japan Meetup #3

登壇はじめからはなかなかのハイペースで、1ヶ月経たないうちにGoogle CloudのコミュニティであるJagu'e'rでの登壇です。 やはりここもDBREの文脈でデータベースでブルーグリーンをできるようにしようという内容です。

Jagu'e'r Observability-SRE分科会 Meetup#7 ハイブリッド - connpass

Google CloudのDBにもAWS RDSのブルーグリーン相当の機能が欲しいです。

2024-06-05 Google Cloud非公開イベント

Google Cloudがパートナー向けに開催している非公開イベントでの登壇でした。 2024年4月のGoogle Cloud Nextで発表された「全てのDBにベクトル検索を搭載します」という内容に衝撃を受けて、話した内容だった気がします。 確かにすごいですが、全部のDBに必要なのかと問われると疑問です。

Google Cloud で利用できるRDBのベクトル検索を徹底解剖! - Speaker Deck

結論としては特別な理由がなければCloud SQLを使え、です。

2024-07-17 YugabyteDB Japan Meetup #5 - connpass

約1年ぶりのYugabyteDB Japan Meetupのリベンジ登壇です。 初回がなぜかDBREの話をしてYugabyteDBの話はフレーバー程度になってしまったので、本腰を入れてYugabyteDBならではの話をしました。

大規模マルチテナントを解決するYugabyteDBという選択肢 - Speaker Deck

YugabyteDBはメジャーなNewSQLでは唯一RLSをサポートしており、スケールアウトとセキュリティを両立したデータベースなので大規模マルチテナントの最適解では? という内容です。 この考えはAurora DSQLの登場でも意見は変わりませんが、Limitlessでいいのでは? という気持ちはあります。

2024-08-30 Jagu'e'r Cloud Native #15 ハイブリッド Meetup - connpass

2024年2回目のJagu'e'rでの登壇でした。 Google Cloudと不仲と噂されていたOracleの関係改善に驚いた結果話した内容です。 やっていることはシンプルでOracle DBをKubernetesでうごかすOperatorを紹介しています。

GoogleとOracle:この二人は友達になれました~GKEでOraOperatorを動かそう~ - Speaker Deck

この9月末まではGoogle Cloudのパートナーエンジニア表彰プログラムである、Google Cloud Partner Top Engineerの評価期間であったためGoogle Cloudに偏重した登壇を行っていました。

2024-10-01 Kubernetes Novice Tokyo #34 - connpass

Jagu'e'r Cloud Native #15で登壇した内容を一部保管しつつ、されつつといった内容の登壇でした。 @bells17_が運営のひとりなのでOracle DB on Kubernetesの話をするので早く開催してくださいとプレッシャーをかけた覚えがあります。その節はお世話になりました。 登壇した直後にOracle DBの話しすぎて、Kubernetesユーザーからするとちょっと違うなという話をしてしまったと反省した記憶があります。

Kubernetes上でOracle_Databaseの運用を楽にするOraOperatorの紹介 - Speaker Deck

この時期はOracle DB x Kubernetesの熱が上がりましたが、今はそこまででもありません。 今はやっぱりPostgreSQLだとCloud NativePGに熱を上げてます。

2024-12-17 Database Engineering Meetup #5 - connpass

2024年の登壇納はDatabase Engineering Meetupでした。 ちょうど11月下旬ごろにKubeCon NA 2024があり、そこでDB関連のセッションが半年前のKubeConから3倍近くに増えておりそれをまとめた内容です。

KubeCon NA 2024の全DB関連セッションを紹介 - Speaker Deck

2024年のはじめごろはGoogle Cloudを中心としたパブリッククラウドを主軸としたCloud Nativeから、Oracle x GKEを通してKubernetesという流れでした。 データベースエンジニアを自称する限り、Kubernetesからは逃げられないと思っています。来年もKubernetesを頑張ります。

2024年は全部で7本の登壇をしたようです。

ブログ関連

はてなブログでは主に読んだ論文やドキュメント、セッションレポートなどをまとめ、zennでは何かを調べてまとめたものや 検証した結果をまとめるように使い分け運用しました。

12月のアドベントカレンダーシーズンにKubeCon NAのセッションレポートを書いていたところ、最後の投稿が2023年の振り返りをするで焦ったのは秘密です。

nnaka2992.hatenablog.com

zennの方は2023年と同様に社内向けに話すもののうち社外に出しても問題ないようなものを垂れ流していましす。2025年も引き続き技術検証方面に力をいれたいので zennを活発に出来たらなと思います。

全部で11本のブログを書いたようです。

まとめ

2024年はがむしゃらに本数を意識した1年でした。

来年も数にはこだわっていきたいですが、内容はKubernetesPostgreSQLGoogle Cloudあたりに注力していけたらいいなと思っています。